こんにちは!
住友林業で約30坪でお菓子工房付きの平屋を建てたもこです。
引っ越してから1ヵ月が過ぎました。やっとここが我が家なんだなぁと実感が湧くとともに、ちらほらここはこれがよかったかなぁなんて後悔ポイントも。
今日は我が家の床材に関してまとめてみました!実際に住んでみて、使ってみて、リアルな声もお届けしたいと思います。
この記事では、住友林業でアトリエ併設の平家を建てた体験をもとに、迷って決めた床材たちの事例を紹介します。
床材ってどんな種類があるの?
そもそも床材とはどんな種類があるの?という疑問もありますよね。
一般的に
木質だと、
・無垢・挽板・突板・シートフローリング
その他だと
・クッションフロア・フロアタイル・タイル などなど。
住友林業では標準商品ではない、サンゲツや東リのクッションフロアなども採用可能です。
リビングは挽板を採用!
リビングは挽板のオークピュアナチュラルです。
色々種類がありましたが、我が家は迷わずオーク一択でした。明るい色で暖かみがあり、節も味があって大好きです。
素足で歩いても気持ちがよくて、寒い朝も床がひんやりしません。
無垢ほどではないですが、板と板の隙間?堀?があるのでゴミが入りやすいのがちょっと気になります。
住友林業と言えば「木」ですよね。林業という名前だけあって、
なんと、1階の標準の床材は無垢になります(玄関~LDKまで)
床材の標準が無垢?!と最初はびっくりしました!
価格としては無垢材>挽板>突板になるので、挽板を選ぶだけでも減額になりました!
無垢が標準なんて贅沢ですよね…展示場で見た柔らかく暖かい無垢、採用したかったなぁと今もたまに思います。
なぜ挽板を選んだの?無垢を選ばなかった理由は?
無垢を選ばなかった、選べなかった最大の理由は無垢を綺麗に保つ自信がないからです。
我が家は上の子供が5歳、下が3歳でやんちゃくちゃな怪獣さんたちがいます。
柔らかい無垢ではすぐおもちゃで傷だらけになってしまう!というお話をお家づくりの先輩方から聞いていたので
子供たちがトミカやレゴ、積み木を落としたり投げたり転がしたり引きずったり…そのたびに神経質になってしまいそうだし、
私自身おおざっぱですぐ汚しそう…等々の理由があり、我が家には無垢より固い挽板があっているんでは?お値段も減額になるし!と挽板に決定しました。
ですが、実はもう傷ついてます…笑 まだ住み始めてから1ヵ月なのに。最初見つけたときは泣きそうでした。
悠々と遊んで欲しい気持ちと、できるだけ傷つけづに綺麗を保ちたい気持ちで葛藤してます。
子供が小さいうちはしょうがない、傷も味だ!と自分に言い聞かせながらも毎日傷つけないで~と言っております笑
標準の無垢との差額は?
リビングを挽板に変更した標準無垢との差額は-215100円でした!結構な減額になりました!
ですが…この金額はダイニング&キッチンをフロアタイル変更した差額も含まれてますので
正確にリビングを挽板に変更した金額は分からないのですが、恐らくリビングだけで半分の10万ぐらいは減額できたはず!
寝室・ゲストルームは突板
突板のオニグルミにしました!ちょっとピンクがかった素敵な色です。
サンプルを見て一目ぼれして即決でした!
正直に言いまして、突板最高です笑
とても固くてちょっと落としただけでは傷はつきません。
ゲストルームは今おもちゃ部屋になっており、おもちゃで溢れており、
子供たちはこの部屋では好きなだけ遊べるのでやりたい放題です。
でも、少なくとも今のところ傷はついていません。安心して遊ばせあげられる場所があってよかったと思います。
標準の挽板との差額は?
1階のリビング以外の部屋の標準は挽板になるので、挽板を突板に変更した差額になります。
わが家の主寝室(小さな書斎を含め)は約8畳で、挽板との差額は-79335円でした。
ゲストルームは4.5畳で、差額は-44075円でした。
キッチン&ダイニング・洗面室はフロアタイル
キッチン&ダイニングと洗面室にはフロアタイルを採用しました。
キッチンだけフロアタイルというのをよく見ますが、我が家はダイニングまでフロアタイルにして、
床材をリビングとダイニングを分けました。
結構な広範囲になり、LDK半々な感じになりました。
住林標準のサニタリーフロアもあったのですが、あまり種類がなく、私好みのものがなかったので、標準外から選ぶことにしました。
なぜフロアタイルを選んだの?
キッチンがデュエ型で水ポタポタが気になる+子供の食べこぼしなどで床が汚れる恐れが大だったので
早々からキッチンは無垢や挽板よりは水に強いフロアタイルを採用したいとお願いしていました。
フロアタイルは床材の中で1番悩んだところでした。
キッチンとの色の兼ね合いや、フロアタイルの形状、いろんなメーカーから
すごくたくさんのフロアタイルが販売されているので、ショールームに何回も通い、
そのメーカーのICさんに相談し、たくさんサンプルを取り寄せ、お家に並べてみたりして悩みました。
サンプル1枚で見ているのと、広い空間で並べてみるのでは印象が違う(広い面積だと明るく見えるなど)と聞いたので、
アプリなど使ってイメージしました。
クッションフロアとも悩みましたが、
キッチンや洗面室は遊ぶに来た友達にも見えるしプライベートゾーンではないので、
意匠性が高いフロアタイルのほうがいいかもしれないね!という
サンゲツのアドバイザーさんの一言で、フロアタイルに決めました!
フロアタイルのメリット・デメリットは?
メリットはもちろん木より水に強いところ。タイルに比べると安いところ。意匠性が高いところ。でしょうか。
デメリットは隙間があるところかな。フロアタイルは1枚ずつ貼るので、1枚どうしても隙間ができてしまいます。1枚のフロアタイルの端部仕上げにも注意が必要です。
面取りなし、R目地仕上げなど種類があり、拘りがないのであれば、水回りは面取りなしのほうが水が入りにくいそうです。(100%ではないとサンゲツの方が仰ってました。)
キッチンのフロアタイルは?
サンゲツのワイドモルタルを採用しました!
ちなみにサンゲツのワイドモルタルだけで色違いで6種類あります。大きさは2種類ずつ。
他にも同じような感じのモルタル系のフロアタイルは東リさんにもたくさんあり、すごく悩みました!
最初これ!と思っていた商品は上からの光で真っ白になってしまうとか、モルタルな感じのグレーを選ぶの難しかったです。
洗面のフロアタイルは?
川島セルコンのグリステラゾーを採用しました!
洗面室床材は、テラゾーがいい!と拘り、こちらもたくさんサンプル請求しました!
これ!と決めていた床材がまさかの廃盤になっており、泣きそうでした、
色んなメーカーがありますが、川島セルコンが1番種類が多くて選ぶの楽しかったです!
髪の毛が落ちていても全然目立たなくてお薦めです!
標準の無垢との差額は?
洗面室の床材の標準は無垢でした。
見積明細書によると、無垢をフロアタイルに変更する差額は-35850円でした。
工房・脱衣所・トイレはクッションフロア・長尺シート
工房・サブトイレはクッションフロアを採用し、トイレは2つとも長尺シートを採用しました!
クッションフロア・長尺シートの違いは?
一般的にクッションフロアは「住宅用」、長尺シートは「業務用」と分けられているそうです。
クッショフロアのほうが比較的安価でDIYもしやすいようです。
長尺シートは業務用なので、土足で使用されることを前提で作られており、強度が高いですが、その分素人は貼りにくく、値段も高いです。
標準のとの差額は?
トイレ・工房・脱衣室の標準は住友林業のサニタリーフロアになっており、トイレの差額は各-7650円、
工房は差額は-30600円、脱衣室は-15300円でした。
注意
標準の挽板、突板をクッションフロアや、フロアタイルに変更して差額分は減額できましたが、
見積明細書には、トイレ・工房・脱衣室の床材の総額で356510円と表記がありました。
材料費や施工費にプラスでお金がかかっているので、厳密にいくらお得かは分かりません。
総額の減額額からすると、ちょっとプラスになって損してるかもですね笑
工房はヘリンボーンのクッションフロア
工房はサンゲツのクッションフロア!どこかで使いたいと思っていたヘリンボーンをここで採用しました。
ゲルお菓子作るなら業務用?と長尺シートと迷ったのですが、ここは、自分のテンションを上げる場所!と土壇場で変更したお気に入りの場所です。
脱衣所はクッションフロア
サンゲツのクッションフロアです!ここも長尺シートと迷ったんですが、
サンゲツのアドバイザーさんが踏んで冷たいと感じないのがクッションフロア!というアドバイスもあり、
色々素足で踏み比べてみて、うん、クッションフロアだね、と主人が決めました笑
本当に暖かくは決してないですが、お風呂出た後素足で踏んでも冷たくないので正解だったなと思っています。
トイレは長尺シート
メイントイレのシートは東リです!東リのショールームに主人と行ったときに、このシートを見せてもらい、なぜか二人でこれはトイレだ!と即決なったものです笑
写真では分かりにくいですが、キラキラと線が入っていてかっこいいシートでお気に入り!
サブトイレはサンゲツです。ビアンコ柄に憧れて…ここだけ少し高級感あります笑
挽板とフロアタイルの見切り材は真鍮を採用しました
床材変更をするときは見切り材が必要らしく、せっかくなので薄い見切り材がいいなぁと思い、真鍮の見切り材をお願いしました。
ステンレスの見切り材しかないとおっしゃっていた設計士さんでしたが、いやいや、あるはずです。とお願いしたら見つけてくれました!
今は金ぴかな真鍮の見切り材ですが、いい感じに経年変化を楽しみたいです。
まとめ
わが家にとって床材選びはとても楽しくて、ここはこれにする?いや、あれじゃない?と主人と話し合ったのもいい思い出です。
たくさん悩んで決めた分、話にも熱が入ってしまい、長くなってしまいました。
これは我が家の1例です。床材は水に強い弱いの特性や、値段も結構差があるので色々悩んでぜひ、ショールームに行ったりサンプルを取り寄せたりして
実物を見て、触って決めてください。カタログの写真と実物はやはり違います!!!建ててからあれ?となると取り返しつかないので実物見るの大事です!
挽板、突板、クッションフロア、フロアタイルと色んな種類の床材を採用しましたが、タイルと無垢を採用できなかったのが私の唯一心残り…
いつかまたお家づくりができるのなら採用したい!やはりお家は3回作らないと…なのかな。
でもたくさん拘ったこのお家、とても快適で大好きです!挽板の傷も愛でれるように経年変化を楽しみ、大切にしていきたいです。