今日、2023年8月3日(木)にやっと、保健所に製菓製造許可申請に行ってまいりました!
2022年11月に家が完成して、早や丸ッと9カ月。
なんでこんなに時間がかかったのかはまた違う記事に書くつもりですが、色々と問題がありましたが、
やっとここまで来ました!
本当は4月には申請したかったですが、悪阻で寝込んでしまい、8月になりました笑
忘れないうちに記事にしたいと思います!
この記事では、「自宅併設で工房を作り、菓子製造許可を取ろうとした体験談」をリアルに書いています。
申請前に必要なこと
保健所に図面を建築前に持っていく(事前相談)
当たり前ですが、事前に相談は絶対です!お家に工房を併設する場合は色々規制があるのでなおさら。
建ってから、ここはこうでは許可が下りません!では泣いてしまいます。
我が家の、居住空間と厨房の間を、最初は節約しようと、ドア以外どうにかなりませんか?
と相談したことがありました。渋々ロールスクリーンなら…と保健所から返答が来ましたが、完全に分けれてないし
グレーな感じでした。結局、ドアもロールスクリーンもあんまり値段も変わらないし、見た目も良くないとなり、
わが家は引き戸になりました笑
何回か保健所で相談に乗ってもらう
単純接触効果(言いたいだけ)ではありませんが、やはり何回か通って話をすることは大事かなと思います。
何回か通えば顔を覚えてもらえるし、親身に相談にも乗ってもらえます。
人によって対応が違った、、個人的に、合わないなぁと思う人もいたので、何回か話に行ってみるのも大事かと思います。
必要書類の提出
食品営業許可申請書
これは事前に図面について質問しに行った時にもらったので、事前に家で書いていきましたが、当日そちらで書いても良さそうでした。(申請したいですって言ったら、受付のお兄さん、この書類裏から持ってきた!)
「書き方が分からない」と電話した時も、分かる範囲で結構です。
当日一緒に記入しましょう。と言われていたので、分からないところは空欄で行きました。
食品衛生責任者の資格を証する書類
- 調理師
- 製菓衛生師
- 栄養士 など
私は、製菓衛生師の資格を持っているので、その原本を持っていきました。
資格を持っていなくても、食品衛生責任者養成申込書で代用可能です。
平面図(工房と家と両方)
「1/50程度の図面」としか書いてなかったので、どうしよう?1/50って?と思いましたが、
分かればいいか!と、例を参照に、なんとなく自分で工房の図面を書いて持っていきました。
「すべての設備について記載し名称を入れてください」と書いてあったので、ある程度書いていきました。
私の手書きの図面です…あ。吊戸棚書いてない~
我が家は、トイレも込みで、3640mm×2730mm必要だったので、
9cm×15cmの長方形をまず書いて、建築図面1マスが910mmなので、910mmを、3cmと仮定して、なんとなくかきました。
こんな下手な図でもOKもらえました!よかった!
申請の流れ
保健所の職員の方と書類の確認
まず申請書の確認です。
住所や名前、屋号などを確認して行きます。
今回は、製菓製造許可なのですが、主として取り扱う食品は、「農産加工物」になるのですね。
分からなくて空欄で持って行ったので、判子を押してもらいました。
あとは、HACCPについて。
私のような小規模の営業だと、「HACCPの考え方を取り入れた衛生管理」に✔で良いようです。
一緒に図面を確認します。
- ちゃんと専用トイレはあるか。
- 工房とトイレはドア二枚で隔てられているか。
- 手洗いの水栓はバーみたいになっているか。
- 掃除道具はどこに置くのか
などを聞かれて確認しました。
我が家の手洗い水栓。肘で操作可能ならOKらしい…
そして、施設調査までにすることを言われました。
- 掃除道具置き場作ること。(簡易的に。掃除道具入れとかはなくても置く場所決めて置いてあればOK)
- 掃除の手順を決めて、紙に書いて貼っておくこと。(A4のコピー用紙でいいので、始まる前に机を拭く、終わったら掃除するなどを紙に書けば良いそうです。)
保健所に支払います。職種・住んでいる地域によって違うかもしれませんが、書きにまとめました。
施設調査の日程を決めます。8月は比較的暇だったのか?いつでもいいですよ~と言われました。
あんまりすぐだと心の準備がと思い、2週間後にしました。
それまでにきれいにしたり、宿題やらなければ~
ここで保健所の手続きはおしまいです。
次はお隣の食品衛生協会さんとのお話。
食品衛生協会の方から説明を受ける
食品衛生協会は絶対に入らないといけないのか?は、分かりませんが、当然のように勧められたので入りました笑
講習を受けるのは義務のようですね。賠償共済の説明も受けました。
共済は、必ず食品衛生協会で入らないといけないですか?と聞いたら、
「どこでも大丈夫ですが、入っていた方がいいと思います。」と言われました。
あと、「多分ここで入るのが1番安いです」とも言われました。ので、年間で入りました。
保険関係の仕事をしている主人に聞いたところ、確かに安いかも~と言っておりました。
教会には年会費が発生します。年会費は¥8,000/年です。入った月からの金額を支払います。
年会費はこれはもういつから入っても一緒でしょと思ったので、手続きをしに行った当日の8月から加入しました。
共済もいつから加入するか決めることができます。
私の場合は、早く始動はしたかったけど、結局夏だし、暑いし、お菓子売れるんかいなと思ってしまい、9月からの保険加入にしました。
何かあっては困るので、許可を取れても販売は自粛です笑
ちなみに、共済の証明?みたいなものは、届くのに2~3カ月かかるそうなので、
それまでは、領収書の紙が証書の代わりになりますので、大切に保管してください!と言われました。
実際にかかったお金
これは、住んでいる場所によって多少違うかも知れないので参考程度でお願いします。
食品衛生協会に支払う金額
内容 | 金額 |
新規加入費 | ¥10,000 |
普通会費 | ¥4,000(8月からの月割り料金) |
協力費 | ¥6,000 |
賠償共済金 | ¥5,500 |
合計 | ¥25,500 |
保健所に支払う金額
内容 | 金額 |
食品営業許可申請手数料 | ¥18,000 |
総額かかった金額
¥25,500(食品衛生協会)+¥18,000(保健所)=¥43,500
結構な金額~当初、申請手数料だけかと思っていたので、びっくりしました。
申請途中でお金をおろしに行った間抜けは私です…
お金、結構かかります。
私は、自分の手書きで簡単な工房の図面を書いていきましたが、これでいいのか自身がなかったため、コピーを取らずに行きました。免許のコピーも持って行かなっかった…
そしたら、家自体の図面のコピー代・手書きの図面のコピー代、免許のコピー代(これは返却されたのになぜコピー取ったのか不思議)の3枚のコピー代30円かかりました笑
細かいですが、ちょっともったいない~でした笑
まとめ
やっとやっと申請許可をしてきました。
まだちゃんと許可は取れていませんが、ちょっと前に進んだ感じがしてスッキリしています。
保健所のかた、私が最初担当してもらった人と変わっていました…異動したのかな。
ちょっと厳しめで怖いなぁと思っていたのでラッキーでした。
今回申請を担当してくださった方は、皆さん親切でした。
さぁ次は施設調査です。
いよいよ保健所の方が見に来ます。ドキドキ。